不用品遺品整理

空き家の粗大ゴミを整理して解体・リフォームを行う！

空き家の問題は近年で問題ともなっています。
高齢の親を持つ子は避けては通れない道となっており、急に亡くなってしまった場合や介護施設に入居することになって自宅を出る場合に、この問題が浮上してきます。

ほとんどの場合、生活に必要な家電や家具などがそのままになり、不用品として扱われます。
遠方に住んでいて、なかなか片付けに来ることができず長期間放置することで実家の維持費などもかかり無駄な出費が増えてしまいます。

今回は、空き家の中を簡単に整理して、リフォームや解体につなげる方法について詳しく紹介していければと思っています。

実家が空き家になってしまった場合

実家の両親が亡くなってしまい、部屋の片付けが行えていなかった場合、家族が処分することが多いです。
これらの不用品は、長年生活に使用しているものが多くなっているので、想像以上にゴミが溜め込まれていることが多いです。

この不用品の問題は、自身だけの問題ではなく近所の人々にも迷惑をかける可能性があるので注意しなければいけません。

空き家になってしまった場合の危険性は？

1年以上放置されてしまうことが多い空き家は雑草などが生い茂っていることも多く、自宅の中に入る前にも足元を確認することができないので転倒するなどの怪我の恐れがあります。
草木の中井には害虫や害獣が発生していることも多いので自身だけでなく、近隣の住宅にも迷惑が掛かることがあります。

また、その状態が続いていることで空き家という事が一目でわかってしまうので、不審者や浮浪者が住み着いてしまうこともあります。

このような状態が続くことは危険であり、近年の空き家問題が深刻になっているのは、このような出来事が影響しています。

空き家対策特別措置法を守らなければいけない

誰も住んでいない状態の空き家には空き家対策特別措置法の法律が適用されています。この法律は空き家が適切に管理することが求められ、守られない場合には、国から処罰を受けてしまいます。

特定空き家になる条件

周りの住民に迷惑をかからない、危険性がない範囲で管理することが、その空き家の所有者に求められます。

適切に管理されていない場合には、調査・特定空き家に指定・指導・勧告・命令の順番で最後まで無視を続けたり、対応することがなければ行政代執行の処分を受けることがあります。

この法律はしっかりと守り適切な管理ができない場合にはすぐに片づけを行い処分することが最適となっています。

罰金になる恐れがある

通常は空き家であっても、所有者の許可がなく行政機関が調査することは不法侵入となる恐れがあります。
しかし、特定空き家となるかの調査時に立ち入りを拒否することで20万円以下の罰金が科せられる恐れがあります。

行政機関からの調査が入る場合には、基本的に事前に連絡が入るので速やかに身分証を提示して、受けるようにしてください。

固定資産税の値段が上がってしまう

命令違反を繰り返して行うことで、本来であれば6/1の税金まで減税の待遇が空き家にはありますが、勧告を受けた段階で6倍の税金にまで上がってしまいます。
管理することを行政機関から告げられ、指導が入った段階で管理を行わなければ、強制的に納税の義務が空き家の所有者に対して課せられるので注意が必要になります。

空き家は放置を続けることで、ちょっとした災害時にも崩壊する恐れや、近隣住民に迷惑をかけることがあります。
その被害を少なくするのに行政からの注意を深く受け止めて改善することが大切になっています。

空き家を処分する方法

所有者となる人が適切な管理をすることができない場合は、すぐにその空き家を手放すことをおすすめします。
長年人が住んでいないのに放置されていることで、家はどんどん劣化していきます。

そこで、ただ処分するだけでなく、いろんな処分の選択肢があるので自分にとってベストな形を選択するようにしましょう。
適切な処分を行うことで、副業の収入を得ることも可能になっているのでぜひ検討をするようにしましょう。

土地を売却する

離れた地域に住んでいて自分で定期的なメンテナンスや管理ができない場合には、所有者となる人物が土地を売却してしまうのも良いでしょう。
基本的に空き家には住むことが出来ない場合でも、土地には値段が付くことがほとんどです。

実家が空き家になってしまった場合には、無駄に固定資産税が毎年発生するので早急に手放すことが良いでしょう。
急な事故や病気で両親が亡くならない限りは早めに遺産相続の話などを進めておくことでスムーズに空き家を手放すことができます。

両親の実家を相続する人のほとんどがすぐに売却を検討しており、地域の不動産などで土地の価格などを確認しておくことで目安となる料金を知ることができます。

リフォームを行う

古くなってしまった空き家を所有している場合にはリフォームの検討をしてみましょう。
このメリットとしては、土地を探すことや購入する必要がないので通常の一軒家購入よりも安く建てることができます。

長年その家に住んでいたことがある人がほとんどだと思いますので思い出の詰まった家をリフォームして住むことで新居同様にすることも可能になっています。
一軒家の購入を考えていた場合にはなるべく安く済むことができるリフォームで新居にしてしまうことも良いです。

賃貸経営として貸し出しを行う

これは珍しい例となりますが、リフォームやアパートなどに改装することによって、賃貸で貸し出しを行い不動産収入を得ることも可能になっています。

広い敷地や知識が必要になりますが、新しく人が住んでくれるので、思い出のある自宅を処分することなく活用することができる方法になっています。
空き家がまだ人が住める状態であればハウスクリーニングを行うだけですぐに貸し出すことができますが、入居者の人気を集めるならリフォームを行った後で、貸し出しを行うことで応募が集まる傾向にあります。

しかし、不動産投資としてのリスクをよく理解することが重要になっています。

解体して処分する

もう住むことができない住居の場合はすぐに解体をすることをおすすめします。
今にも壊れそうな住居を放置することで、行政機関から特定空き家の対象として目を付けられてしまします。

この対象になることで税金が上がり、所有者が支払う税金が多くなってしまうので、すぐに解体の手続きを行う必要があります。
しかし、まだ住居の中に粗大ゴミや荷物が放置されている場合には処分することは難しくなっています。

解体を早急に行わなければ、土地の売買には1年以上かかることがほとんどになっているので、この作業は早目に行うことをおすすめします。

空き家の中を片付ける方法

空き家の片付けは遺品整理を同時に行う方法でもあります。
遺品整理は故人の残しておきたい物や物品、遺品の整理を行う重要な行動です。

相続の手続きなども必要になるので、もしも空き家を処分することを検討している場合には早目に処分することをおすすめしています。

自分で処分する場合

自分ですべて処分することも可能にはなっていますが、自宅の広さによっては時間と手間が掛ります。
基本的に1LDK～2LDKの間取りであれば自分でも処分できる範囲にはなっていますが、3LDK以上になることで、大人2人以上で作業を進めてもなかなか終了することはありません。

一度に大量の粗大ゴミなどを処分することができない地域や、持ち込み処分を受付していない地域ですと粗大ゴミの申し込みをして1週間～2週間かかることもあるので処分が完了するまで時間がかかってしまうこともあります。

1人で作業することは難しく時間もかかるので友人や家族に協力をお願いしましょう。
なるべくゴミを安く処分したい場合には自分たちで行うことをおすすめしています。

注意点

長期間放置されていた空き家には害虫や害獣が発生する可能性が高いです。
事前にスプレー式の殺虫剤などを購入して対処できるようにしましょう。

また、大きな家具など古くて売れない場合には解体して運び出しが必要になることもあるので道具の準備は忘れないようにしてください。

処分の手順1

まず初めに、処分するもの・処分しないもの・どちらでもないものと3種類に仕分けをしましょう。

この基準は処分する人の目安にはなりますが、基本的には「長期間使用しないもの」「今必要ないもの」は処分。
「生活に欠かせないもの」「売れるもの」は処分しないものと考えることで仕分けがしやすくなります。

処分の手順2

仕分けが終了したら、ゴミを処分する場所の確認を行いましょう。
地域によっては、可燃性の粗大ゴミや不燃性の粗大ゴミで処分場が異なる場合も出てくるので確認をするようにしましょう。

一度に大量の粗大ゴミを搬出する場合には電話などで許可を得ることで、搬入先で断られてしまうリスクも少なくなります。

処分の手順3

全てのゴミを処分することが出来たら、清掃を行うことでゴミの処分は完了になります。
ゴミ袋に入るサイズのゴミであれば、地域の収取日に合わせて搬出するようにしましょう。

売れそうなものは売却する

家電製品や、高級家具、金目の物がある場合には、処分ではなくて売却をしましょう。
出長が他の買取業者もいるので、量が多い場合でも値段が付くものであれば買取してくれるケースもあります。

少量であったり専門店で売った方が高く売れそうなものに関しては近くのリサイクルショップなどに持ち込みを行いましょう。

手間なく処分するなら業者に依頼する

自分で処分することで一番安く処分することができますが、自宅が広い場合や物量が多い場合には手間なく処分することができる不用品回収業者を利用することがおすすめになっています。

依頼するだけで遺品整理までを同時に行ってくれる業者も存在するので遠方にお住まいの方でも気軽に利用することができる処分代行サービスになります。
労力を掛けずにすべての作業が終了するので、早めに空き家の解体などを行う場合には見積もりなどである程度の料金を確認するようにしましょう。

	解体	処分	買取り	仕分け	遺品整理
解体業者	◎	△	×	×	×
不用品回収業者	×	◎	△	×	×
遺品整理業者	×	△	○	△	◎

遺品整理も同時に行える

空き家の場合は、遺品整理から作業を始める必要があり、専門の遺品整理業者に依頼しても整理士かしてもらうことができず、粗大ゴミの処分は自分で行わないといけない場合もあります。
しかし、近年では不用品回収業者が遺品整理を同時に行っているサービスもあるので、一度の依頼でお客様の負担が楽になります。

整理が必要なものだけを残して、必要のないものはすべて処分してもらえます。

遠方に住んでいても時間指定ができる

空き家から住んでいる自宅までの距離があり、簡単に来れない場合でも業者を利用することで時間指定をして作業をしてもらえます。
自分でゴミの処分ができない方におすすめになっています。

業者選びの注意点

違法な運営をしている業者も存在します。
これらのサービスを運用するには行政機関から発行された許可書を取得する必要がありますが、中には許可書を取得しているふりをして無許可でお客様のゴミを処分したり、遺品整理を行っている業者もいるので、業者選びには慎重になるようにしましょう。

違法とされる悪徳業者の特徴としては、高額請求の被害に遭うことがほとんどです。
何かしらの理由を付けて、荷物を積み終わった後に追加料金の請求などの被害に遭われるお客様も存在します。

しっかりとホームページの下部にある許可番号を確認するようにしましょう。

空き家の粗大ゴミ処分ならフレッシュホーム！

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